2004年8月、
「ニカラグア大運河計画概要書」(公式サイト)(概要書=canal-x-nicaragua.pdf)がニカラグア政府大運河作業委員会によって発表された。
スペイン語名は「Gran Canal Interocea'nico por Nicaragua (GCIN) - Perfil de Proyecto (Agosto 2004)
presentado por la Comisio'n de Trabajo del Gran Canal del Gobierno de Nicaragua」である。
概要書は、技術・工学、法律、環境、財務分析などの側面から考察するものであり、運河建設のプレフィジビリティスタディ
(プレF/S調査)の結果を取りまとめたものである。その調査と概要書作成に携わった委員は7名である
(その紹介は後日に行う)。ここでは、第3章「運河計画の技術&工学」の摘要を行う。今後、少しずつ他章の概要を
紹介することとしたい。
計画概要書では6つの運河ルートが挙げられ考察がなされているが、その最も推奨されているのは、下記の6つのルートの
うちのNo.3である。すなわち、
大西洋(カリブ海)側のベナード島ハウンド・サウンド・バー(Hound Sound Bar sur de la Isla de Venado) −
ラマ川(Ri'o Rama) − オヤテ川(Ri'o Oyate) − ニカラグア湖(Lago de Nicaragua) − ラス・ラハス川(Ri'o Las Lajas) − ブリット川
(Ri'o Brito)のルートである。
その総延長距離は286kmにおよぶ。最大25万重量トンの船舶が通航可能な運河が想定されている。