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気仙沼リアスシャークミュージアム
Kesen-numa Rias Shark Museum



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JR気仙沼線「南気仙沼」駅前の目抜き通りの「海の道」を「気仙沼市魚市場」方面へ歩いて5分くらい、市魚市場」と 併設するように建つ「海の市」。新鮮な生の魚貝類や干物などの海産物を売るいくつものお店、シーフードレストラン、 その他博物館などが入る商業&アミューズメント複合施設である。
その1階には「氷の水族館」があり、2階にはこの「気仙沼リアスシャークミュージアム」がある。文字通りサメを 主テーマにする博物館である。サメの種類や生態、サメによる被害、ホホジロザメやジンベエザメの巨大な模型、各種サメの顎骨と歯、 ネコザメなどの卵、サメの胃から取り出された内容物、サメから製造される製品など、幅広く展示する。


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1. 「海の市」という商業&アミューズメント複合施設全景。この2階に「気仙沼リアスシャークミュージアム」がある。 [拡大画像(x22928.jpg)] 2. ミュージアムの正面入り口に置かれているサメの針金細工(wirework of a shark)。豆電球によるイルミネーションが 施されている。 [拡大画像(x23050.jpg)]
3. ミュージアムの正面入り口。左隅にサメの針金細工が見える。 [拡大画像(x22930.jpg)]


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説明パネルには次のように記されている。
「サメは4億年以上の間、マグロやサンマのような硬骨魚類とは 異なるさまざまな進化を遂げてきました。サメ・エイの軟骨魚は骨が柔らかいため、硬骨魚よりも機動力があります。 また浮力を調整する浮き袋がないので、水深に関係なく泳ぐことができ、深海魚から水面近くのアザラシまで襲えるのです。 特に視覚・嗅覚などの感覚器官が優れ、遠くにいる獲物でも探しだすことができます。まさに、サメは獲物を獲るハンター として進化してきたといえるでしよう。」
1. サメの部位図。 [拡大画像: x23051.jpg]
2. 主要なサメと部位の特徴。 [拡大画像: x23052.jpg]


サメの卵
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1. ネコザメの卵。ネコザメの繁殖方法はいわゆる「卵生」である。卵生とは卵を産むことで、そのまま海に産み落とす、 あるいは卵をいずれかに産みつける。ネコザメは一度に1−2個卵を産む。ネコザメの卵は、他の魚の卵のように球形という わけではなく、画像のように螺旋(らせん)形をした殻に覆われている。この殻の小穴から酸素を取り込むことができる。 メスは卵が潮に流されないよう安全な岩の隙間に挟み込んで固定したりすることで卵の生残を図る。  [拡大画像: x23053.jpg]
[参考:生殖方法について](1)卵生:卵を産む。(2)卵胎生:卵を胎内で孵化(ふか)させてから子を産む。(3)胎生:母体から 胎児に栄養供給しつつ、ある程度まで育ててから産む。

2. ナヌカザメの卵。ナヌカザメも卵生である。上の画像No.1〜3の説明パネルには次のように記されている。

「サメの卵」
「サメの生殖方法は種類によって異なりますが、その中でも卵生と呼ばれる生殖方法は、メスの子宮内で受精が行われた後、 メスが安全な場所に卵殻を産み付ける方法です。卵殻の大きさ、形はさまざまですが、ほとんどは円錐形か長方形で、 その4隅かららせん状のひもが出ており、このひもで流されないように藻や海底にしっかりと固定されます。子ザメは殻内 の栄養を食べ尽くした後、約10ヶ月でふ化すると、すでに親と同じように獲物を見つけ、獲る能力を備えています。」
ナヌカザメの卵はその形から「人魚の財布」と呼ばれる。四隅にある突起から出るヒモを藻や岩などに絡みつかせ流されないよう にする。産卵から孵化まで潮流にまかせて約10ヶ月も海中をさまよい続けるのは生命維持上危険極まりないことに違いない。
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3. トラザメの卵。 [拡大画像: x23055.jpg]
4. トラザメの卵。 [拡大画像: x23061.jpg]
5. トラザメの幼魚。 [拡大画像: x23062.jpg]



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1. ネコザメ(学名 Heterodontus japonicus)[ネコザメ目ネコザメ科]。目や頭の形などの顔付きがネコに似ていることから 名付けられたもの。
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2. ドチザメ[メジロザメ目ドチザメ科ドチザメ属] [拡大画像: x23058.jpg][拡大画像: x23059.jpg] [拡大画像: x23060.jpg:説明書き]



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1. 「危険なサメ・・・ホホジロザメ、映画「ジョーズ」のモデル」と題する説明パネルには次のように記されている。
「人類にとって最も危険なサメの一つがMan Eater Shark(人食いザメ)と呼ばれ、映画「ジョーズ」 のモデルにもなったホホジロザメ(Great White Shark)だ。
ホホジロザメの身体的特徴は二等辺三角形の歯、とがった鼻面、三日月型の尾ビレで全長は 6m以上にもなる。
性格は狂暴で、「一噛みして吐き出し、相手が弱ってから二次攻撃を仕掛ける」方法は自分の 身を守る合理的な攻撃方法だ。生息地域は世界に広がるが、主に亜寒帯から温熱帯の海に 住み、日本でも各地で発見・捕獲されている。」

さらに、このホホジロザメ模型の説明パネルには次のように記されている。

「地上最強の魚「ホホジロザメ」」
「このホホジロザメは1984年にアメリカ、カリフォルニア州のキャナル島にて捕獲されたホホジロザメ を原形として製作されたものです。捕獲されたときの体重は1.3トンもありました。歯は本物の歯を 使用しています。ホホジロザメ(Great White Shark)は最も危険なサメの一つで映画「ジョーズ」のモデル にもなった悪名高いサメです。ノコギリの刃のようなギザギザのある大きな三角形の歯で獲物を刺し、 魚類だけでなく甲殻類や大型の哺乳類まで獲物としています。熱帯海域には少なく、比較的冷たい海を 好んで生息しています。」
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3. ホホジロザメなどの危険なサメから身を守りながらサメの生態観察・調査やカメラ撮影などをするために用いられる 鉄製のサメ避けの檻(おり)。 檻が発する微(かす)かな電流を感知してサメが噛み付いて来ることもある、と記されている。
[注]ロレンチーニ器官:鼻先の上下に、獲物が出す微弱電流(磁気)を感じとる、「ロレンチーニ器官」という小孔がたくさん ある。回遊時にはレーダーのような機能をもはたす。 [拡大画像: x23063.jpg]



プランクトン・小魚を丸呑み、歯は米粒大のジンベエザメ。  [拡大画像: x23064.jpg]

サメの歯は一生のうちに何度でも生え替わり、その本数は数万本に達する。また歯の形は 食べる物に適した様々な形をしている。たとえば、ジンベエザメはプランクトンや小魚を丸呑みするので、歯は米粒の 大きさにまで退化している。説明パネルには次のように記されている。

「幸運を呼ぶ「ジンベエザメ」」
「このジンベエザメは青年期のジンベエザメをモデルにしたものです。ジンベエザメ(Whale Shark) は成長すると全長約17m、体重20トンを越える最大の魚です。主食はプランクトンや小魚で大きな口に吸い込んで 餌を取ります。そのため歯は小さく退化しています。全世界の熱帯から温帯に生息し、海面近くを ゆったりと泳いでいます。黒潮を回遊するジンベエザメはプランクトンを常食としているので、プランクトン を食べるイワシがいるところを必然的に泳ぎ、このイワシを餌とするカツオの群れを引き連れ ていることが多くあります。カツオ漁船の漁師はこの自然の造った魚群探知器を「エビスさん」と呼び、 大漁をもたらす魚として感謝し、親しんでいます」

いろいろなサメ
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0. 9種のサメが紹介されている。 [拡大画像(x22978.jpg)]
1. ホシザメ [拡大画像(x22969.jpg)]
2. ヨゴレ [拡大画像(x22970.jpg)]
3. クロトガリザメ [拡大画像(x22971.jpg)]
4. ヨシキリザメ [拡大画像(x22972.jpg)]
5. ニタリ [拡大画像(x22973.jpg)]
6. ハチワレ [拡大画像(x22974.jpg)]
7. ネズミザメ [拡大画像(x22975.jpg)]
8. アオザメ [拡大画像(x22976.jpg)]
9. アブラツノザメ [拡大画像(x22977.jpg)]



オオメジロザメ
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1. 「危険なサメ・・・オオメジロザメ」。 [拡大画像: x23183.jpg]>[拡大画像: 17503.jpg]
2. オオメジロザメの部位。 [拡大画像: x23185.jpg].
3. オオメジロザメの上顎骨歯。 [拡大画像: x23184.jpg]



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