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No.1からNo.3までは柳井港地先における操業写真、No.4からNo.6までは博多港において撮影した漁具の
写真である。
左に旋回しながら左舷から投網しているのが分かる。船の前方には、最初に投入した白いブイが見られる。
急いで投網しなければならないのに、櫓で漕いでいる。
早く沈めるために沈子が多く、それを海面に保つために浮子も多い。これらの点で、この地区において
普通に使われている刺網と構造が異なることが分かる。
No.6
取り囲んだが刺さらなかった魚の一部と、網から外れた魚は、網地に乗ったまま網とともに引き揚げながら
集められる。
巾着網では魚は魚捕りに集めまとめて漁獲される。この網は、操作法と形が巾着網と似ているが、
このように漁獲機構は全く異なる。
囲刺網のようにあまり一般的でなく限られた季節に限られた場所においてしか使われない漁法は、
現在でも場所によっては改良されつつある。
巾着網に似た環締め装置は、囲刺網の他に一部の地域では小型棒受網にも見られる。
漁法は次第に特殊化して行く一方で、異なった漁獲機構の漁法に並行的な変化が見られることは興味深い。
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囲い刺網は、刺網の変形の1つで、刺網を水平方向に長い網によって魚群を取り囲んで漁獲するという
旋網に近い操作法に変えた漁法である。限られた季節に限られた地域でしか行われないので、見る機会は
ほとんどない。あまり接近して写真を撮影できなかった。またNo.6はよごれているが、これに代わる写真
がないので、それらを示した。
[No.1: image14-14-001.jpg]
[No.2: image14-14-003.jpg]
[No.3: image14-14-005.jpg]
[No.4: image14-14-007.jpg]
囲刺網 船尾に沈子綱、船首付近に浮子綱が見られる。網丈は高く、この船では囲刺網を使うと考えられない。
また、近くではNo.5と6のように漁具がつまれてあったので、この船には網が一時積んであったと考える方がよい。 
[No.5: image14-14-009.jpg]
[No.6: image14-14-011.jpg]